オーストラリア ワーキングホリデーまでもう少しだ!楽しみだなぁ〜。でも、シェアハウスに滞在するって実際どうなんだろう。。。
日本人の殆どの人が、シェアハウス滞在の経験はないかと思います。
なので、オーストラリアで7つのいろいろなタイプのシェアハウスを経験した私が、シェアハウスの体験談を解説しています。
日本人だけのシェアハウス
シェアハウス詳細:
■場所:カブルチャー(ファームに通うためのシェアハウス)
■一軒家(平屋)
■5部屋
■トイレ1・シャワー1・洗濯機1
■10人の滞在
■滞在部屋:ルームシェア(一部屋を2人で使用)
■家賃:週/$120
■ボンド:$240
シェアハウスルール
■掃除は当番制
■食器洗って乾いた後は、食器棚に戻す
■シャワー後は、水切りワイパーで壁の水を切る(水垢防止のため)
■ノーティス2週間(退去前通達)
■ミニマムステイなし
渡豪して初めての滞在先が日本人がたくさんいるシェアハウスで少し安心していた自分がいました。
言語が原因でコミュニケーションに困ることはありませんし、シェアメイトは常識がある方でしたので平和で楽しい生活を送ることができました。
シェアメイトの中にはすでに半年以上オーストラリアで過ごしている人がいたので、いろいろとワーホリ生活のことを聞くことができました。
※ワーホリの最初の滞在先は日本人が多めのシェアハウスに行くと、先輩ワーホリから『日本語』でいろいろと情報を得ることが出来るため一つの選択肢として考えておくいいでしょう。
シェアハウスの生活は毎日が楽しく、一緒にご飯を食べたり・休日は一緒に遠出をしていました!
不満に感じていたこともあります。
■シェアメイトが10人は多すぎる!
何をするにも既に誰かが使っていて、使えないという状況が何回もありました
ファームの仕事を終えた後の服は泥だらけです。しかし、10人もシェメイトがいるとシャワーに入れるまで時間がかかります。。。
当時はこれが普通なのかな?と思いましたが、この人数でキッチン・トイレ・シャワー・洗濯機が一つずつしかないのは、このシェアハウスが最初で最後でした
※仲がいいからできることだと思いますが、女性と男性が一緒に洗濯をすることもありました
(ファームに通うためのシェアハウスなので『仕事も一緒・滞在先も一緒』だと仲良くなるものです)
■ルームシェアはプライベートがない
1部屋を2人で使用することをルームシェアと言います。プライベート空間と時間が作りにくいので、私はこのシェアハウスの後はオウンルームを選択していました
■海外にいる感じが全くしない
ファーム仕事中は日本人が多い・シェアハウスも日本人が多いと、英語を話しているよりも日本語を聞いて・話している時間の方が明らかに多かったです
ワーホリ期間中にずっとこのような環境にいたら楽しいと思いますが、間違いなく英語力は伸びないだろうなと感じました
オーストラリア人のみが滞在していたシェアハウス
シェアハウス詳細:
■場所:ケアンズ
■一軒家(二階建て)
■7部屋(1階に2部屋・2階に5部屋)
■トイレ1・シャワー2・洗濯機1
■7人の滞在
■滞在部屋:オウンルーム
■広めの中庭あり
■家賃:週/$170
■ボンド:なし
■ミニマムステイなし
シェアハウスルール
明記されたルールは特になし
オーストラリアの文化や習慣を全く知らない状態での入居で当日はとても不安でした。
既に住んでいるシェメイトは心良く受け入れてくれたので、不安よりもこれからの生活が楽しみに変わり、実際に暮らしてみるとオーストラリア人の陽気さに助けられて、とても楽しんで生活を送ることができました。
昼間はそれぞれ仕事があるので、シェアハウス内で会うことは少なかったですが、
夜の時間には中庭で毎日のように、みんなで集まりお酒飲みながら談笑していました。
週末はみなでBBQ・海・川・山・クラブに遊びに行ってました。
完全な英語環境なので英語の勉強には最適でした。
間違った英語を使ったりすると。その言い方は少し違うよ!とか、留学生が知らないローカル情報を教えてくれたりするので、オーストラリア人と住んで本当によかったなと思います。
不満は全くありませんでした!
夜遅くに爆音で音楽を聴く人もいなかったですし、掃除も気づいた人が率先して行い、共有スペースは常に綺麗に保たれていました。
ケアンズは場所がら、どれだけシェアハウスを綺麗にしていても虫が出ます。私はクモ・ハエ・アリは大丈夫ですが、ゴキブリが無理なので、ゴキブリが部屋に出た際にはシェアハウスにいる人を呼んで退治もらってました(笑)
おまけエピソード
買ったはずのビールが翌日には数本違うビールに変わっていることが多々ありました(笑)
ある日みんなと飲んでいる時に『私のビール飲んで翌日に追加してるの誰?』時に聞きました
そしたら全員でした(笑)
彼らの言い分は、私が飲んでいるビールはアサヒ・サッポロ・キリン・恵比寿など見たことがないお酒で、飲んでみたら美味しかったからもらった!
しかし、貰いっぱなしは悪いのでオーストラリアの美味しいビールを返上しているとのことでした。
Exchange languageならぬExchange beer!みな日本のお酒にハマり、一時帰国した際に日本酒をお土産に買ったらとても喜んでいました!
少人数シェアハウス
シェアハウス詳細:
■場所:ゴールドコースト
■高層マンション(3つのプール・ジム・BBQ広場・地下駐車場付き)
■シェアハウスオーナーと同居
■2部屋
■トイレ2・シャワー2
■MAX3人の滞在
■滞在部屋:マスタールーム
■家賃:週/$300(2人分)
■ボンド:なし
■ミニマムステイなし
シェアハウスルール
明記されたルールは特になし
都会にはマンション・アパートなどの飽き部屋を貸し出す少人数シェアハウスがあります。
当時、住んでいたのはハウスオーナー(韓国人Sさん)と私と私の彼女(韓国人)でした。
Sさんと私たちの相性はとてもよく、1日の終わりには何が合ったかを話し合い、休みが合えば一緒にピクニック、ドライブ、外食をしたりと一緒にいることが多かったです。
Sさんとの関係には不満はありませんでしたが、マンションあるあるの不満はあります。
駐車場は地下3階にあり、地上から車を止めるのに2分18秒(計りました)
部屋が23階なので部屋まで上がるのに3分(エレベータがすぐ来ない場合)
計5分。。。
当時(2020年8月)コロナ禍でしたのでエレベーター(エレベーター設置数3)に一度に乗れるのは最大4人まででした
出勤・帰宅の時間帯はエレベーター前に列ができて5分以上待つことがありました。
毎回こうなると嫌になってきます(笑)
少数シェアハウスの注意点
少数シェアハウスは気が合えば家族のように生活を送ることができますが、相性が悪かった場合は最悪なシェアハウス環境になることは理解していた方がいいです。
多国籍シェアハウス①
日本:3人 韓国:1人 インドネシア:1人 ニュージーランド:1人
シェアハウス詳細:
■一軒家(二階建て)
■7部屋(1階に2部屋・2階に5部屋)
■1階と2階それぞれにトイレ・シャワー・キッチンあり
■6人の滞在
■滞在部屋:オウンルーム
■広めの中庭あり
■家賃:週/$140
■ボンド:$280
シェアハウスルール
■キッチンは使ったら綺麗にする
■共有スペースのテーブルの上にはものを置かない
■夜遅くに帰宅する時は、静かに歩く(建物が古く壁が薄いので響くから)
■友人を呼ぶ時は12時までに帰宅させる
■パートナーが宿泊する際には、事前にハウスオーナーに伝える(一泊$20)
■シェアメイト間のトラブルはすぐにハウスオーナーに伝える
■再三にわたり注意をされて改善がない場合は、強制退去(その際のボンドは返却なし)
■ノーティス2週間(退去前通達)
■ミニマムステイなし
ルールが細かないなぁ〜と思いますが、これくらい細かいルールを設けているシェアハウスの方が問題が起きにくいです。
1階と2階にキッチン・トイレ・シャワー・洗濯機が1台ずつありましたので、混み合うことはありませんでした。
多国籍シェアハウスに住んでて面白いなと思ったポイントは『料理です!』
国によって作る料理が異なりますのでキッチンからいい匂いがしたい際には何を作ってるの?と聞きに行きつまみ食いをよくしてました(笑)
逆もしかり、私が料理をしている時は誰かが来たらつまみ食いさせてあげます(笑)
夜の時間帯は、常にキッチンが賑やかでした!
美味しいと言ってくれれば、次回は少し多めに作ってあげることにしていました!
料理を通してシェアメイトとは仲良くなることができ、楽しくシェアハウスを生活を送ることができました。
多国籍シェアハウス②
シェアハウス詳細:
■場所:ゴールドコースト
■一軒家(2階建て)
■5部屋
■トイレ2・シャワー1
■MAX6人の滞在
■滞在部屋:マスタールーム
■家賃:週/$300(2人分)
■ボンド:$600
シェアハウスルール
■掃除当番あり(掃除して汚かったらやり直し)
■キッチンを使ったら食べる前に綺麗にする
■洗濯機は週/2階まで
■光熱費ある一定の金額を超えたら、住んでいる人で折半
■ノーティス2週間(退去前通達)
■ミニマムステイ1ヶ月
日本:2人 韓国:1人 オーストラリア:3人
マスタールーム部屋を借りていたので、広い部屋、ウォークインクローゼット・トイレ・シャワー完備、さらにベランダ付きでしたので、最高の部屋でした。
しかし、1ヶ月で退去することに。。。
理由は、ケアンズが恋しくなったからです。
私と彼女はゴールドコーストに来る前は1年6ヶ月ケアンズに滞在していました。
ゴールドコーストは楽しい街でしたが、私たちにはケアンズが合っているという結論に至ったので、ケアンズに戻ることにしました
多国籍シェアハウス③
シェアハウス詳細:
■場所:ケアンズ
■一軒家(平屋)
■5部屋
■トイレ1・シャワー1
■5人の滞在
■滞在部屋:オウンルーム
■中庭あり
■家賃:週/$250(2人分)
■ボンド:なし
シェアハウスルール
■キッチンは常に綺麗にする
■23時以降は静かにする
■友人招待禁止
■シェアメイト同士のトラブルはすぐにハウスオーナーに伝える
■再三にわたり注意をされて改善がない場合は、強制退去
■ノーティス2週間(退去前通達)
■ミニマムステイなし
日本人:1人 韓国:1人 ドイツ:3人
このシェアハウスは揉めた結果1週間で退去しました。
私たちは(私と彼女)は賑やかなシェアハウスよりも、静かなシェアハウスを探していました。なので、細かくルールを設けているシェアハウスを見つけて入居を決めました。
(入居前に静かなシェアハウスを探していると、オーナーには伝えてました)
実際に入居した日に、ドイツ人が夜遅くまで友人を招いてpartyをしていました。全く寝れなかったので、注意をしたら静かになりましたが、翌日には夜中にリビングで大音量で映画を見ていました。
恐らく、長い間ドイツ人3人だけでシェアハウスに滞在していたのでしょう。
周りへの配慮の仕方を忘れてしまったのかな?
また、キッチンを使った後に片付けない・食器はそのままという無法地帯、
シェアハウスオーナーに報告して注意してもらいますが、全く変わりませんでした。
もう、このシェアハウスは無理だと5日目には家を出ました。
ボンドはなしで、家賃も1週間分しか払ってないのでお金の損はないですが、時間を無駄にした感が凄かったです。
シェアメイトには、当たり・ハズレがあると言われていますが、ここにいたシェアメイトが最初で最後のハズレでした。
多国籍シェアハウス④
シェアハウス詳細:
■場所:ケアンズ
■一軒家(二階建て)
■1階と2階それぞれにトイレ・シャワー・キッチン・洗濯機あり
■シェアハウスオーナーと同居
■1階:4部屋 2階:5部屋 敷地内トレーラーハウス2つ
■MAX12人の滞在
■滞在部屋:オウンルーム
■家賃:週/$120
■ボンド:なし
シェアハウスルール
明記されたルールは特になし
マンモスシェアハウスですが、1階と2階は独立していますので他の階の住人と顔を合わせることはありませんでした。
私は2階を使用していて、日本人:3人 中国:1人 台湾:1人の 計5人のシェアメイトがいました。
2階には、トイレ・シャワーが2つずつありましたので不便はありませんでした。
私は毎日朝から夜まで働いていて、休み日は友人・彼女と出掛けていたのでシェアメイトと会わない日の方が多く、シェアメイトとの思い出はありません(笑)
よかった点は、シェアハウスオーナーがおしゃべりさんでとても優しかったことです。
常にシェアメイトのことを考えてくれていて、少しでも困ったことがあれば助けてくれました。また、一緒に外食や外に遊びにったりもしていました。
感覚的には食事なしのホームステイに近いと思います。
シェアハウスオーナーと一緒に住むのは気を使いそうですが、常識的なことを意識していれば何も問題はありません。
まとめ
7つのシェアハウスを経験した感想は、シェアハウスの生活を楽しめるかどうかは『シェアメイト次第』です。
※積極的に自分から話しかけることは必要です。
昼間はそれぞれ予定があり家にいないことが多いので、シェアメイトと交流ができる時間は夜の時間帯が多い傾向にあります。
私がシェアハウス生活を楽しいと思えた理由は、帰宅しからシェアメイト自然と共有スペースに集まって談笑していたからです。
帰ってきてから、すぐに部屋に籠る人が多いシェアハウスだと恐らくシェアメイトと交流が少なくなってしまい、楽しいと感じることは難しいかなと思います。(多国籍シェアハウス④がそうでした)
『多国籍シェアハウス③』のシェアメイトは完全にハズレでしたが、その他のシェアハウスは他人のことを配慮しながら生活をしてくれてましたので、だからこそ不満が生まれなかったのかなと思います。
もし、シェアメイトと合わなかったら引っ越す!合わない人と一緒に暮らすのは苦痛です
(ミニマムステイと退去前ノーティスさえ守ればボンドは返却されます)
『オーストラリアのシェアハウスってこんな感じなんだ〜』と参考にしてらえれば幸いです!
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。