【実体験】ニュージーランドのワーホリビザ申請後に追加書類を求められた場合の対応策

ニュージーランドのワーキングホリデービザを自分で申請したら、追加書類を求められてしまった!

ニュージーランドのワーホリビザの申請は他国と比べて簡単ですが、簡単にワーホリビザが取得できると考えていた結果、追加書類を求められたら焦ってしまいますよね。

でも、安心してください!

追加書類を期限内に提出すれば問題はありません。

期限内に提出できなくても、事前にワーホリビザ担当者に連絡をすることで期限を伸ばすことが可能な場合もあります。(私は追加書類の期限を伸ばしてもらった経験があります)

■追加書類の確認の仕方
■追加書類の集める方法(犯罪歴証明書と健康診断/結核検査)
■追加書類の提出の仕方

私は2023年1月23日にニュージーランドのワーホリビザの申請をしました。そして、2023年2月1日に『犯罪歴証明証』と『結核検査の提出』を求められました。その時の経験を元にこちらの記事を作成しております。

追加書類の確認の仕方

ニュージーランドのワーホリビザ申請後の追加書類の確認の仕方は簡単です。

追加書類が必要な方には、ワーホリビザ申請した数日後にニュージーランド移民局から直接メールが届きます。

送られてきたメール内に必要な追加書類が記載されています。

※ニュージーランドのワーホリビザを申請すると、一人一人にビザ担当者がつきます。そのビザ担当者から直接連絡がきます。

下記実際に私が受け取ったメールです。

メール内の一部を抜粋

私の場合は、2つの追加書類の提出を求められました。

■3ヶ月以内に取得した、結核検査の結果(検査結果後に発行されるNZERをすぐに提出)

■6ヶ月以内に取得した犯罪経歴証明証の結果(過去に12ヶ月以上ニュージーランドに滞在したことがある人は犯罪歴証明証の提出が必要)

※私は17歳の時にニュージーランドの高校に12ヶ月間、交換留学をしていたので犯罪経歴証明書が必要とのことです。

メールの下部に『Send the requested information by 16th February 2023』とあります。→2023年2月16日までに追加書類を提出してください。という意味です。

私がこのメールを受け取ったのが、2023年2月1日でしたので早急に追加書類を集めるために動きました。

また、同時に腑に落ちない点があります。

それは、『3ヶ月以内に取得した、結核検査結果(検査後に発行されるNZERをすぐに提出)』という部分です。

この詳細は後で解説します。

追加書類の集める方法

Chest X-ray(結核検査)/健康診断結果の取得の方法

結核検査の結果を求められた場合は、ニュージーランドの移民局が指定している病院に行って検査をしてもらう必要があります。

指定されている病院は日本には、5つしかありません。

お近くの指定された病院で検査を受けてください。

※健康診断の結果を求められた場合も、下記の病院で受けることができます。

所在地病院名値段を確認
北海道札幌東徳洲会病院費用の確認はこちらから
東京聖母病院費用の確認はこちらから
東京東京メディカルアンドサージカルクリニック要問い合わせ
大阪大阪回生病院費用の確認はこちらから
兵庫神戸海星病院 費用の確認はこちらから

聖母病院の場合は、結核検査後に3営業日以内にニュージーランド移民局に検査結果が送付されるとのことです。

病院によって、検査結果が出るまで時間が異なります。

なので、健康診断や結核の検査を求められた場合はすぐに病院の予約をする必要があります。

Police Certificate(犯罪経歴証明証)

犯罪経歴証明証は、住民票を登録している地域を管轄する警察本部で発行が可能です。

私は、東京都在住ですので警察庁に犯罪経歴証明証の申請に行きました。

犯罪経歴証明書申請に必要なもの

■予約:必要なし。
■持ち物:パスポート、身分証明書(写真付き)
■犯罪経歴証明証の発給が必要な証明書(NZのワーホリビザ申請に必要と伝えて、NZ移民局からの追加書類が必要というメールを犯罪経歴証明証発行の担当者に見せたところ申請することができました。)

警視庁で犯罪経歴証明書を申請する場合は、結果が出るまでに2週間後前後かかると記載があります。

申請場所によって、申請結果が出るまでの期間が異なりますので早めの申請が必要となります。

追加書類の提出先は?

私も追加書類の提出先がわからなかったので、ワーホリビザ担当者に直接確認をしました。

メール内に『you can send any documents to me via email as I am the case officer for your application』とあります。

この意味は、『私があなたのワーホリビザを審査する担当者ですので、追加書類はメールに添付して私に送ってください。』ということです。

なので、追加書類はメールに添付して送信すればいいことがわかります。

追加提出書類が期限までに間に合わない場合

追加書類の提出期限に間に合いそうにない場合は、あなたのビザ担当者にメールで事情を話してみるといいでしょう。

私の場合は、2月1日に下記のメールが送られて来ました。

『結核検査結果(NZER)』と『犯罪経歴証明書』の提出を2月16日まで提出してください。

提出がない場合はビザの申請をキャンセルするか、今ある情報を元にビザ申請を受理するかしないかを決めます。

約2週間で『結核検査結果(NZER)』と『犯罪経歴証明書』の準備は間に合わないと思ったので、ニュージーランド移民局に電話して間に合わない旨を伝えました。

移民局の回答は、『あなたのビザ担当者に直接メールをして同じことを伝えてください』

この後、すぐに私のビザ担当者に『追加書類の提出期限日がギリギリであることを伝えました』

担当者からは、『わかりました。期日を伸ばしますが、なるべく早く追加書類を提出してほしい』という返信が来ました。

追加提出書類が間に合いそうにない場合は、一度連絡をしてみる価値はあると思います。

※提出期限を遅らせてくれるか、くれないかは、担当者の判断によって異なります。

結核検査の必要がないのに、結核検査の提出を求められたら?

結核検査を受ける必要がないのに、結核検査の提出を求められたらすぐに病院を予約した上で、担当者に確認をしてみるといいです。

結核の検査が必要になる人は以下の通りです。

過去5年間にリストにない国に3ヶ月以上滞在したことがある場合は、結核の検査が必要となります。

結核の発症率が低い国のリストはこちらから確認することができます。

私はニュージーランドのワーキングホリデービザを申請後に、結核検査の提出を求められました。

過去5年間に訪れた国は、日本・オーストラリア(3年6ヶ月)・アメリカ(1週間)・韓国(1週間)でした。

韓国はリストには入っていませんが、1週間の滞在でしたので問題はありません。

理由が知りたかったので、私のワーキングホリデービザ担当者にメールで確認をしました。

筆者

Even if I have not spent more than 3 months in the last 5 years in a country that has a risk of TB. Should I still need to get a certificate of chest x-ray?

次のように返信が来ました。

『Please ignore the request for Chest X-ray Certificate』(結核検査はしなくてもいいです)と返信がありました。

理由はわかりませんが、結核検査が必要なくなりました。

余談

結核検査が必要ないと担当者からメールがきたので聖母病院の結核検査を予約をキャンセルしました。

電話で予約のキャンセルを伝えた際に、電話口の方に1つ質問をしました。

筆者

最近、ニュージーランドのワーホリビザを申請するために結核検査を受けている人はいますか?

以前よりも減ったけど、まだいますよ。原則、日本人は結核の検査は必要ないのにどうしてなのかな〜。

ネットやSNSで調べた結果、

■追加書類(結核検査)を求められないで、すぐにニュージーランドのワーホリビザがすぐに降りた人
■追加書類(結核検査)を求められている人

の両方の方がいました。

どのような線引きがされているかはわかりませんが、担当者次第なのかな?理由はわかりません。

私のように『結核検査は必要ないと思います』と、あなたの担当者に連絡を入れるのも手ですが、

間違い無いのは、必要と言われた書類を素直に提出することです。

なので、結核検査を受けて提出することも可能です。

ご自身の判断で対応をする方法を決めてくださいね。

まとめ

ニュージーランドのワーキングホリデービザ申請後の追加提出書類について、私の経験を元に解説してきました。

留学エージェントを頼らずに自分で申請して、予想外のことが起こったら焦ってしまいますがビザ担当者とメールで連絡を取り合えばなんとかなるのかなと思います。

私と似たような状況の方に、参考になれば嬉しいです。