【経験者が語る】ワーホリでケアンズがオススメできない理由を徹底解説

ケアンズは、年間通して温暖なリゾート地で日本人のワーホリから人気の高い場所です!

私も、静かなケアンズの街並みと大自然に魅了され、2019年1月〜2021年4月までケアンズに滞在していました。

約2年間ケアンズに滞在して感じたことは、ケアンズでワーホリ生活をするのは大変!ということです。

理由は4つ!

ケアンズで仕事探しは大変
車がないと不便
外食が高い
夏のケアンズは地獄の暑さ

特に『仕事探しが大変!』というのは大きな問題ですよね。

ケアンズは観光地なのでホスピタリィティー系の仕事が多い!

しかし、『仕事探しに苦戦している人が多いです!』

この理由も解説をしていますので、ケアンズにワーホリで行く方はこちらの記事を参考にしてください。

もちろん、ワーホリでケアンズに滞在するメリットもありますので、最初にケアンズのメリットについて解説していきます。

ワーホリでケアンズに滞在するメリット

ワーホリでケアンズ滞在 メリット

家賃が他の町に比べてかなり安い

都市家賃相場(1人部屋)
ケアンズ週/$110〜$170
ブリスベン週/$150〜$250
ゴールドコースト週/$120〜$230
シドニー週/$170〜$250
メルボルン週/$170〜$250

ケアンズに滞在する最大のメリットは、シェアハウスの家賃が安いことです!

私はケアンズ滞在中に4つのシェアハウスを経験しましたが、どこのシェアハウスも週の家賃が$120〜$170でした。

シドニー・メルボルンの大都市だとシェアハウス(オウンルーム)の家賃相場が$200前後となるため、ケアンズはかなり家賃が安いといえます。

質問なのですが、ケアンズの物価はどうなんですか?

他の街と比べても、物価には大きな差はありませんよ!

食材に関して:大手スーパー(ColesやWoolworths)で販売されている食材はどこの土地でも基本的に同じ値段で販売されています。

なので、ケアンズだから物価が高い、シドニーだから物価が高いということはありません。

もちろん、日本のスーパーと比べると高い食材はありますが、逆に日本のスーパーよりも安く販売されている食材もあります。

日本のスーパーとオーストラリアのスーパーの間にどのような違いがあるかはご自身の目で確かめてくださいね!

コンパクトな街で便利

ケアンズ市内はコンパクトで1日もあれば、観光ができるサイズの街です。

赤枠内にいろいろなお店がありますので、車がなくても徒歩または自転車で買い物がしやすい環境です。

■ショッピングモール
■薬屋さん
■アジアンショップ
■お土産屋さん
■銀行
■ナイトマーケット
■カジノ
■ゲームセンター
■レストラン
■BAR

など

出典:Google Map

食品、薬、服、お酒、タバコなど購入したい場合は、『ケアンズ セントラル』に行けば全てを取り揃えることができます。

その他、ダイソー、フードコートもあります。

日本人が多い

ケアンズにはたくさんの日本人ワーホリ・学生がいますので、日本人の友達を簡単に作ることができます。

日豪プレスで見つけたシェアハウスに行くとほとんどの確率で日本人がいます。

初めてのワーホリで右も左もわからない状態で行っても、既にケアンズに滞在している人からいろいろと情報を聞くことができるので、安心です。

日本人慣れをしているローカルが多い

ケアンズは、日本からの観光客が多いことから日本人に慣れているローカルの人が多いです。

結構重要なポイントです!

日本人慣れをしている人が多いということは、人種差別が少ないということです。

私がケアンズに滞在していた2年間で、人種差別にあった経験は一度もありません。

Uberドライバー(タクシー)の仕事をしている時には、人種差別に合うかな?と思っていましたが、お客さんが私のことを日本人とわかるだけで、『I LOVE JAPAN!』という人がほとんどでした。

日本人は親切で丁寧な人種であると、ローカルの人は感じているらしいです。

大自然を堪能できる

ケアンズは、山と海に囲まれた大自然のど真ん中にある街ですので、大自然を感じることができます!

賑やかな大都会ではなく、落ち着いた大自然のある街で暮らしたい方にはケアンズは本当にオススメです!

私は、この大自然に魅了され2年間もケアンズに滞在をしていました。

ケアンズ近郊の有名な観光地

Fitzroy Island
Green Island
Palm Cove
Port Douglas
Kuranda
Crocodile Adventures
Curtain Fig Tree
Granite Gorge Nature Park

など

私がオススメするケアンズ観光スポットをまとめた記事もありますので、一緒にご確認ください!

以上がワーホリでケアンズに滞在するメリットです。

メリットを見る限りケアンズはとても良い場所そうですが、ワーホリでケアンズに行くデメリットなんて本当にあるんですか?

残念ながらあります。デメリットのせいでケアンズ到着後1ヶ月以内に他の街に移動する人もいるくらいです。

ワーホリでケアンズに滞在するデメリット

ワーホリでケアンズ滞在 デメリット

ケアンズで仕事を見つけるのが大変!

ケアンズには、たくさんのホスピタリティ系の仕事があると聞いたのですが。。。

はい!その情報は正しくて、ケアンズは観光の街ですのでホスピタリティ系の仕事がたくさんあります。

ケアンズの仕事の例

ローカルレストラン
ジャパレス
アジアンレストラン
お土産屋さん
BAR
カフェ
ツアーガイド
カジノ
マッサージ
ホテル(フロントor裏方)
配送業
Uber eats
Uberドライバー

など

これだけの種類の職業があるのに、なぜ仕事を見つけるの大変なんですか?

英語を話せない人が就ける職業が限られてしまうからなんだ。

ケアンズでワーホリに人気な職種は以下の5つです。

■お土産屋さん
■マッサージ
■日本食レストラン
■韓国レストラン
■ホテルや家の清掃(多少英語力必要)

これらの仕事に、たくさんの日本人が集中するため倍率がかなり高くなります。

なので、ケアンズでは仕事が見つけずらいのです。

2021年にオーストラリアの国境が開き、一斉にたくさんの日本人がケアンズにワーホリに来ているため、ケアンズで仕事が見つからない!という口コミが多く見受けられます。

私がケアンズに滞在していた時も、ケアンズでは仕事が見つからないから大きな都市に移動する人を何人も見てきました。

日常英会話ができれば、仕事は選び放題です。

日本人のワーホリの人が、

・ローカルレストラン
・ホテルフロント
・Coles/Woolworth/Kmart
・カフェ

などで働いているところを見たことがあります。

オーストラリアで仕事の探し方をまとめた記事がありますので参考にどうぞ!

ケアンズは車がないと観光ができない

ケアンズで普通に生活をする上では車は必要ないと言いましたが、

ケアンズから離れた観光スポットに行く場合、車がないと行けない場所が多くあります。

バスは走ってはいますが、本数が限られていて目的地に着くまで時間がかかります。

Uber(タクシー)、レンタカー、観光ツアーを利用すれば、観光地に行くことができますがお金がかかりますよね。

なので、ケアンズ郊外の観光スポットに行くなら車は必須と言えます。

逆に車があれば、ケアンズを最大限楽しむことができます!

私がケアンズに2年も滞在できたのは、車を所有していたのでたくさんの場所に遊びにいくことができたからです。

もし、私が車を持っていなかったらケアンズに飽きて他の街に移動していたと思います。

外食をすると大きな出費になる

オーストラリアで外食をすると基本的に高いですが、

観光地であるケアンズは、レストラン平均価格が他の都市と比べて高い傾向にあります。

■ランチに外食をすると$25〜$30前後
■ディナーに外食をすると$50〜$70前後

私は、ディナーの時はビール(1本/$10)かワイン(1本/$40)を開けていたので1人で$100以上使っていました。。。

え。どれも日本と比べたら高いですね。

日本の感覚で考えたら、高く感じますよね。。。

オーストラリアの全ての主要都市に旅行に行きましたが、シドニー・メルボルンのような大都市の方がレストランの値段が安かったです。

おそらく、競合となるお店がたくさんあるから値段を高く設定できないのかな?

ケアンズの夏は要注意

ケアンズ ワーホリ

ケアンズの夏は11月〜2月でこの期間は38度になる日もあります。

■湿度が高い:ジメジメとしているので、汗が止まらない
■38度以上:紫外線が物凄く強いので、日差しが痛い
■スコール:突然のスコールが嵐のよう(冠水する場所もある)

日本と比べ物にならないくらい日差しが強く、自転車のサドルが暑くて座れない、車のステアリングが暑くて触れなくなるほどです。

ジメジメした暑い気候が苦手な方は、11月〜2月の時期はケアンズ滞在を避けた方がいいかもしれません。

まとめ:ケアンズでワーホリをするメリット・デメリット

メリット

家賃が低い
生活がしやすい
日本人が多い
日本人慣れをしているローカルが多い
大自然を堪能できる

デメリット

仕事探しが大変
車がないと観光ができない
外食が高い
ケアンズの夏は地獄

ケアンズはたくさんの魅力が詰まっている素敵な場所ですので、誰にでもオススメしたい場所です!

しかし、英語が全く話せない状態でケアンズにきてしまうと『仕事がみつからない!』ということにもなってしまう可能性があります。

なので、南国のケアンズに住みたい方は最初の6ヶ月は大きめな都市で働いて英語力を身につけてから、ケアンズに移動した方がいいと思います。