【実例を紹介】1年間海外に滞在すると、どのくらい英語力が伸びるのか?

1年間海外に滞在したらどのくらい英語力が伸びるのか?気になっている方は、多いのではないでしょうか?

また、どのような生活を送れば英語力を上げることができるのか?

この記事では私と友人の体験談を踏まえて解説しています。

※英語力と言っても『聞く』『話す』『書く』『読む』がありますが、このブログ内では英語力=『聞く』『話す』に焦点を当てて解説します。

結論:英語の環境に1年間浸っていれば、TOEICのリスニングは満点を狙えます。

※海外滞在中に中学で習う英文法は勉強する必要があります。

1年間英語の環境で過ごした場合

私の例

英語力ゼロの状態で1年間ニュージーランドの高校に交換留学に行きました。

渡航前の英語力はTOEICテスト(リスニング)100点以下
渡航後の英語力はTOEICテスト(リスニング)470点

ニュージーランドに滞在した1年間は、毎日ローカルの学生と一緒に授業を受けていました。

さらに放課後はサッカー部に参加し、滞在先はホームステイをだったので日本語を話す機会が殆どありませんでした。

1年間英語の環境にどっぷりと浸っていた結果、英語の『聞く』・『話す』に関しては向上させることができました。

ちなみに、最初の3ヶ月は地獄のような日々でした。当時、17歳英語全く話せない状況でニュージーランドの生徒と一緒に、数学の授業・アートの授業・歴史の授業・体育の授業を受けていました。もちろん授業について行くことは出来ずに地獄のような日々でした。

友人Aさんの場合

ワーホリ初期のAさんの英語力は、少しは相手の言っていることがわかるけど、伝えることはできない。という感じの英語力でした。(本人が言ってました)

英語環境に浸り積極的にコミュニケーションを取ことを意識してオーストラリアに1年間滞在したAさんは、英語でのコミュニケーションに困らない程の英語力が身についていました。

Aさんは、ローカルのレストランで毎日のように働き、休みの日は職場の同僚と遊んだり、オーストラリア人の釣り友達を作って一緒に釣りにも行ってたそうです。さらに、友人が増えると、いろいろなハウスパーティーに招待されるそうで、いろいろなパーティーに参加をしていたそうです。

このような生活を1年間続けていれば、自然と英語力が伸びるのも納得ができます。

Aさんは、英語力の問題でローカルの仕事をGETするのに苦労したらしいですが、いくつものレストランに履歴書を配りに行き皿洗いとして雇ってもらうことに成功します。しかし、最初の数ヶ月は同僚の会話についていくことができずに、苦労したそうです。

英語力向上のポイント

私と友人Aさんの2つ例を読んでいただければお分かりかと思いますが、英語力(聞く・話す)を短期間で上げたいのなら、英語しか通じない環境にどれだけ身を置くことができるかがポイントになります。

これから、ワーキングホリデーや長期語学留学を検討している方は、出来るだけ英語の環境に身を置き積極的にコミュニケーションを取ることを意識してみてください。

本当に自分でも気づかないうちに英語を理解して、自分の口から英語が出てくる体験ができます。

しかし、現実はそこまで甘くない。。。

現在ワーホリをしている人や、長期語学留学している人から、英語の環境を見つけることができない!難しい!という意見が必ず出るとおもいます。

まぁ、実際そうなんですよね。

私も、オーストラリア ワーキングホリデー中は英語の環境を見つけるのに苦労しました。

自分から英語の環境を見つける努力をしないと英語環境は見つけることはできません。

これから、どのようにして英語の環境を見つけられるかを解説していきます。

英語の環境を見つける方法(オーストラリア)

※他の国に渡航されている方もいると思いますが、英語環境を探す方法はどこの国も似ていると思います。なので、英語環境はこんな感じに探せばいいのね!と参考程度にお読みください。

多国籍の人が滞在しているシェアハウスに住む(バックパッカーもあり)

これなら、誰でもできますよね。

あとは、自分がどれだけ積極的にシェアメイトに話しかけることができるのかが『重要』になってきます。

『英語が全く話せなくて不安!』

安心してください。

英語があまり話せなくても、相手は理解してくれようとしてくれます。

多国籍のシェアハウスを探すには、Flatmates/Gumtree/FaceBookを利用するといいでしょう。

私はGumtreeで探したシェアハウスには5人のオーストラリア人、日本人は私だけ!これは、最高の経験でした。。

人見知りで話しかけられない人へ!

『日本の食事を作るから一緒に食べよ!』これで仲良くなるキッカケをつくることができます。日本の料理はどこの国に人からしても大人気でした!(焼きそば・お好み焼き・すき焼きが人気でしたね!)

毎回クックパッド見ながら作ってました(笑)

※日豪プレスなどの、日本語サイトでシェアハウスを探しても日本人が多めのシェアハウスに当たる可能性が高いです

英語でのシェアハウス探しは、不安なこともあるかと思いますので下記の記事が参考になるかと思います。

ローカルのコミュニティに参加する

ローカルのュニティには、サッカー・バレーボール・ヨガ・卓球・テニス・言語交換・などがあります。

ローカルコミュニティを探す簡単な方法は、Facebookグループを利用します。

下記の画像にテニスとサッカーコミュニティのリンクを貼り付けてます。気になる方は確認してください。

※Facebookグループに参加するには、facebookアカウントが必要です。

Sydney Tennis Community
Friendly Football Social Soccer Sydney

Facebookには、地域によっていろいろな種類のコミュニティありますので、実際にどのようなコミュニティがあるのかを探してみてください。

ローカルのコミュニティに参加することで、人脈を増やすこともできますし、友人も作ることができます。もしかしたら、ローカルの人から求人情報やネットに出回っていないような優良求人を紹介してくれる可能性もあります。

実際、私もホテルのフロントの仕事やローカルレストランの仕事を紹介してもらった経験があります。

多国籍の人々が在籍しているファームで数ヶ月過ごす

ファームには、基本的に多国籍の人々が働いています!なので、英語の勉強には最適の場所です!

英語環境で働きたいのならFacebookかGumtreeを利用してファームを探すことをオススメします!

Facebookグループから探す
Gumtreeでファームを探す

ファームの仕事中は、基本的に1人作業が多いですが、休憩中や仕事終わりに同僚と雑談をするチャンスはたくさんあります。

ファームで働いている人は、基本的にファームから近いシェアハウスやバックパッカーに滞在しているので、多国籍の人と一緒に住めば、英語環境を作り上げることができます。

日豪プレスで求人を見つけて実際にファームに行くと日本人が多いということは、よくあります。ファームに日本人が多いとファーム付近のシェアハウスも日本人しかいない!ということは普通にあります。

私が、カブルチャーでいちごファームで働いていた時は、70%以上は日本人でした。(シェアハウスも日本人のみ)

ケアンズから車で20分離れているバナナファームは、日本人が3人しかいませんでした。

※日本人が多いから職場・シェアハウスに滞在すると、ワーホリの意味がない!とは全く思いません。実際、日本人が多いファームで働き、日本人オンリーのシェアハウスに滞在した時は楽しかったです。

ローカルの職場で働く

ローカルの環境には多国籍の人々が働いています。

英語学習には最適です。また、同僚といい関係を作れれば、仕事を終わりに飲みにいくことや、休日に一緒に遊ぶこともできます。

ローカルの仕事を探す方法は、やはりFacebook、Gumtreeを使用します。他にも、seekindeedJoraなどのサイトからもローカルの仕事を探すことができます。

Facebookグループから探す
Gumtreeで仕事を探す

または、履歴書を直接お店に渡しにいく方法もあります!勇気が試されますが、1番手っ取り早いです。

履歴書渡す⇨面接⇨お試しで働いて⇨採用!というパターンはよくあります。

仕事の探し方を下記の記事で解説していますので、参考にどうぞ!

Meetupに参加する

Meetupを利用して、イベントに参加してみる!なんか、危なくないかな?と不安の方は、昼間に開かれているイベントに参加するといいでしょう。

meetup

どのようなコミュニティーがあるか探して、面白そうだな!と思ったイベントに参加してみてください。

以上が、英語環境の見つけ方です!

忘れてはいけないこと

英語の環境を見つけたとしても、最初の頃は英語を理解できずに辛い!と感じる時期が必ずあります。

私もありましたし、Aさんにもありました。

辛い時期を乗り越えた人だけに、『あれ?今まで意味がわからなかった英語が理解できる!』というタイミングがきます。

あまり気負わずに、なんとかなる!という気持ちでいたほうがいいかなと思います。

文法の勉強は絶対にしておいた方がいい

海外滞在中の1年間に最低でも中学校で習う文法は理解できるようしておきましょう。

『聞く』・『話す』に関しては、文法をあまり理解していなくても何とかなります。

しかし、英語の文章を『読む』『書く』に関しては文法を理解していなと、英文を読んでいる時に間違った理解をしてしまうこともありますし、英文を書いている時にデタラメな文章を作ってしまうからです。

英文法を学ぶことで、より一層正しい英語を『話して・聞ける』ようになりますので絶対に文法の勉強は疎かにできません。

まとめ

1年間、英語の環境に浸って、積極的にコミュニケーションをとっていれば、英語力ゼロの人でも帰国後にはTOEICリスニングパートで満点近くは狙えるくらいの英語力を身につけることができます。

もし、1年間という決められた時間で英語力を一気に伸ばしたいと望むなら、是非これまで解説した方法を参考に英語環境を見つけてみてください。

文法も1日1時間でもいいので、勉強をしておくことをオススメします。