この記事に辿り着いた方はこのような疑問を解決したいと考えているのではないでしょうか?
■ワーホリに人気な職業
■オーストラリアでワーホリ仕事の探し方は?
■仕事をGETするために必要なことは?
■ローカルの仕事をGETする方法
■仕事を決める際の注意点は?
■ワーホリに人気な職業
■ワーホリ仕事の探し方は?
■面接を受ける際に必要なもの
■ローカルの仕事に就くには?
■仕事を決める際の注意点は?
このような疑問をこちらの記事では紹介しています。
最初に、オーストラリアでワーホリをしている人が実際に就いている人気の仕事紹介します。
ワーホリに人気な職業人気な職業
ジャパレス(日本食レストラン)
ジャパレスと一括りにされることが多いですが、たくさんの種類のジャパレスがオーストラリアにはあります。
■うどん屋
■ラーメン屋
■寿司屋
■お弁当屋
■焼肉屋
■クレープ屋
■居酒屋
■本格的な懐石料理屋
など
オーストラリアでワーホリを始めた人の大抵の方がジャパレスから働き始めています。
なぜですか?
理由は、ジャパレスのオーナーが日本人またはアジア系の方が多いので日本人が採用されやすいからなんだ!
日本でレストランや居酒屋などで働いた経験がある方なら、問題なくオーストラリアのジャパレスで働くことができます。
ジャパレスで働くメリットは4つ!
■高い英語力は求められない
・英語力が苦手な方でもキッチンやキッチン補助のポジションで働くことができます。
・ウェイターのポジションは、お客さんに直接サービスをするので少しは英語が話せる必要があります。
■どこにでもある
オーストラリアの全土にジャパレスがありますので仕事がGETしやすい。
■日本人の同僚がいる
ジャパレスには必ず日本人が働いています。初めてのワーホリで不安やわからないことがたくさんあるかと思います。
その時にそばに日本人がいるといろいろと質問ができますし、安心にも繋がります。
■まなないが食べられる
オーストラリアで外食をしようとするとかなりお金が飛んでいきます。また、仕事終わりに自炊するのは大変です。賄いがあるお店は本当にありがたいです!
※私がケアンズで通っていたラーメン屋さんは、ラーメンと餃子セットで$27(2,400円)でした。
マッサージ
オーストラリアには、たくさんのマッサージのお店があり未経験からでも働ける場所があります。
※仕事を始める前に研修があります。
お店によって時給制か歩合制と異なりますが歩合制のお店でも友人は、マッサージ屋で週/$700くらい稼いでいました。
マッサージの仕事に英語力は必要なのか?
結論、英語力は必要ありません。
しかし、オーストラリア人はおしゃべりな人が多く結構話しかけてきます(笑)
なので、仕事を通して英語を学ぶことができます。
お土産屋さん
有名な観光地付近には日系のお土産屋さんがありますので、そこで働くのも人気です。
仕事内容は、レジ打ち、品出し、在庫管理とシンプルな作業が多いです。
実際に私もお土産屋さんで働いた経験がありますが、まぁ楽でした(笑)
ホテル
ホテルで働くメリットは2つあります。
■メリット1
ホテルのハウスキーパー(客室清掃)の仕事は時給が高い傾向にあり、英語力が低くても仕事をGETしやすいです!
基本的に1人での清掃作業となりますが、同僚にローカルの人が多いので休憩中やすれ違ったときに会話が生まれますので自然と英語力が身につきます。
■メリット2
頑張っている人はステップアップ(他の業務を任せてくれる)ができる可能性があります。
実際に私も客室清掃の仕事をしていた頃、責任者から『レストラン業務に興味ないか?』と声をかけられて、気づけばホテルのレストランで仕事をしていた経験があります。
英語力が上がって一生懸命仕事をしていると、ステップアップが可能ということです。
ホテルの大きさによって異なりますが、大まかには下記3つに分かれています。
■客室清掃
※【英語力:初級】接客対応がないので英語力が低くても働けます。
仕事内容:宿泊者がチェックアウトした後の客室清掃や施設清掃。
■レストラン(キッチン補助・ウェイトレス)
※【英語力:中級】英語での日常会話ができれば働くことができます。
仕事内容:注文を取る・サービス・片づけ・清掃。
■フロント業務
※【英語力:上級】高い英語能力が求められます。
仕事内容:予約管理・宿泊者の対応・ベル対応・電話対応・など多義にわたります。
以上がワーホリに人気の職種でした。
では、どのように仕事を探すのか解説していきます。
ネットで仕事を探す
日本語で仕事を探す
オーストラリアに滞在している日本人に向けた求人情報が掲載されています。
基本的にお店のオーナーは日本人なので、問い合わせ・面接は日本語で行います。
オーストラリアに渡ったばかりで英語力に自信がない人は、まず日本語求人サイトで仕事を探すといいでしょう。
日本語サイトに掲載されている求人
■日本食レストラン(ウェイター/キッチンハンド/シェフ)
種類:回転寿司・ラーメン屋・本格的な日本料理屋 など
■カフェ
■テイクアウェー専門店
種類:寿司屋・お弁当・クレープ屋・アイス屋 など
■ナイトマーケット
■お土産屋
■マッサージ
■エステ
■美容師
■ネイリスト
■旅行会社(ツアーガイド)
■ベビーシッター・オーペア
■商業施設/ホテル・バックパッカーの清掃
■ファーム求人
■日本語教員
など
英語で仕事を探す
英語求人サイトは、ローカルまたはバックパッカーの人向けです。
もちろん日本人も使うことができますが、全て英語での求人が出されていますので、英語力がある程度必要になります。
どのようなことが書かれているのかを確認するだけでも、おもしろいので1度確認することをオススメします!
ホテルやローカルのカフェ・レストランの仕事を探している場合は、英語の求人サイトを利用しましょう!
英語サイトに掲載されている求人
■ローカルレストラン
■ファーム求人
■カフェ(バリスタ)
■Barスタッフ
■工場
■配送業
■シェフ・キッチンハンド
■ホテル/バックパッカーで受付/事務作業
■建築・工事関係(資格が必要)
■IT関連
■カジノディラー
■看護師
■学校教員
■空港スタッフ
■旅行会社
■コンサルタント
など
Facebookグループから仕事を探す
上記で紹介しているグループは一例です。
都市毎にFacebookの求人グループがありますので、ご自身でFacebookどのようなグループがあるのか探してみてください。
※グループに参加するには、Facebookアカウントが必要です。
【重要】
ネット上で気になる仕事が見つかったら、すぐに応募をするか直接お店に履歴書を持って行ってください!
待遇が良い求人は(時給◎・仕事内容◎・アクセス◎)早い者勝ちです。
【重要】友人・お客さんから仕事の紹介
友人からの紹介
友人に『今仕事を探しているんだよね』と伝えておくと、
『○○のお店スタッフ募集しているよ』
『○○のお店はオーナーが最悪だよ』
『○○のホテル求人募集しているよ』
などの情報を教えてくれます。
すでに、現地に滞在している人はたくさんの情報をもっていますので、積極的に質問をしていくことをオススメします!
※友達は深く狭く!という考え方もありますが、ワーホリ中は『情報』が重要になってきます。なので、より多くの友人を作ることをおすすめします。
友達が出来ずに困っています。
そんな方は、下の記事をご参考にどうぞ!私も実際に友達作りには苦労をしましたが、いろいろな方法を使って友人を作ることができました。
お客さんからの紹介(ヘッドハンティング)
ヘッドハンティングはオーストラリアではよくあることです!
実際に私のパートナーや友人は『お客さんからの紹介』でワーホリ中に時給$30以上の高待遇の仕事(レストラン・カフェ)をGETしていました。
レストランで働いていると、お客さんから
頑張ってるね!ここでいくらで働いているの?
時給$22くらいですが。。。
じゃ、うちで働きなよ。時給$30出してあげられるよ!
こんな感じに、レストランのオーナーがヘッドハンティングをしている場合があります。
私もUberドライバーの仕事をしている時にお客さんから『Uberしか仕事してないの?』もっといい仕事を紹介してあげられるよと、言われてホテル(フロント)の仕事を紹介してもらった経験もあります。
どこで、自分がどのように見られているかわかりません。常に100%のサービスを心がけていれば、あなたにもお声がかかるかもしれません!
語学学校からの紹介
語学学校に通っていると、仕事の紹介をしてくれる機会があります。
私も語学学校に行ってる際に、
『○○の求人があるから気になる人は詳細を事務室に聞きにきてね!』
というアナウンスを何回か聞きました。
学校によっては掲示板に求人情報が貼っていますので、掲示板から仕事を探すことができます。
履歴書を持ってお店に行く
もしかしたら古い考えだと言われるかもしれませんが、今でも履歴書を配り歩い仕事をGETしている人がいます。
なので、ネットから仕事を探して全く見つからない場合は気分転換に履歴書配りに挑戦してみるのもいいです。
お店に履歴書を持って行き運が良ければ、面接⇨お試しで働く⇨採用となることもあります。
※履歴書を直接マネージャーに渡すことが『重要』です!その他の人に渡しても、マネージャーが履歴書を見る前に無くなってしまう可能性もあります。
”Excuse me, I’m looking for a job, could I speak to a manager please?”
お店の前に『Now Hiring』と貼ってある場合は、スタッフを急募しているので仕事をGETしやすいです!
ローカルの職場で働くには?
※ローカルの職場とは:職場のコミュニケーションは全て英語のみの環境です。
オーストラリアにワーホリにしているからローカル職場で働きたいと考えている人は、多いかと思います。
ローカルの職場で働くのに必要なことは2つ!
①英語力を上げること
同僚が日本人以外となるので、英語でのコミュニケーションができることが大前提となります。
②経験
ローカルのお店の中には、経験者しか雇わないところがあります。
なので、最初は経験を積むために未経験でも働ける職場を探しましょう。
ローカルの仕事をGETするために『英語力』+『経験』を詰むことを最初は意識しましょう。
面接を受けるには何が必要なのか?
英文履歴書
必要記入事項
①名前・電話番号・メール
②自己紹介
③希望職種
④スキル・資格
⑤職歴(ボランティア可)
決まったフォーマットはありません。見やすいことを意識して自由に履歴書を作成してください。
雇用主が確認するポイントは『職歴』です。特にローカルのお店は即戦力になる人を採用したいからです。
※語学学校に通っている人は、ワークショップなどで英文履歴書の書き方を教えてくれます。
面接対策
日本人経営のお店で働く際は日本語での面接が多いですが、ローカルのお店の面接は100%英語です。
なので、履歴書に記載した内容は英語で説明できるようにしておきましょう。
オーストラリアで1番最初のレストランの面接は、対策を一切しなかったので途中で頭が真っ白になり英語が全く出てこなくなりました(笑)面接の結果は、英語力が足りない理由で落とされました・・・
Tax File Number(納税者番号)
必須ではありませんが、Tax File Number申請をしていないと最高税率が適用されてしまいます。
ですので、オーストラリアに着いたらすぐに申請をしましょう。
RSA(酒類販売資格)
オーストラリアでは、レストラン・Bar・クラブなどの、お酒を提供する場所で働く際には、RSAの資格が必要です。
※RSAとは、『私はお酒に関する基本的な知識を持っているよ!』という資格です。
RSAの取得の方法は2つ
■オンライン
■ワンデイ受講
どちらも、講義もテストも英語で行われます。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、RSAがないとお酒を提供するレストランで働けないので、頑張って取得をしてください。
仕事を決める際に確認したいこと
雇用形態と最低賃金について
オーストラリアで働く際にはどの雇用形態で働くかが重要です。
雇用形態によって、時給や働く日数が異なりますのでしっかりと確認しときたいポイントです!
オーストラリアには3つの種類があります。
■フルタイム:最低賃金-$21.38
日本の正社員と似たような待遇で週38時間以上の労働時間が保障されています。(有給の権利あり)
■パートタイム:最低賃金-$21.38
フルタイムと給料は同じです。最低労働時間3時間は保証をされていますが働く時間がフルタイムよりも少ない場合があります。(有給の権利あり)
■カジュアル:最低賃金-$26.72
カジュアルは、働く時間が一切保障されていません。なので、繁忙期と閑散期で給料に大きな振れ幅があります。
その埋め合わせとして時給がフルタイムとパートタイムよりも25%多く設定されています。
$21.38よりも低い時給を提示されたら、違法営業をしているということになります。
この最低賃金はFairWorkで発表されているものです。
※Fair Workは日本の労働基準監督署に当たります
Penalty pay
休日勤務をする場合は、
土曜日:時給×1.2倍
日曜日:時給×1.5倍
祝日 :時給×2倍
と上がります!(これをPenalty payといいます)
【平日】時給$21.38×6時間勤務=$131.88
【祝日】時給$21.38×2=42.76×6時間勤務=$256.56
※税金が引かれる前の金額です。
Penalty payを適用させている場合、時給が$40以上になることもあります。実際に私が祝日にレストランで働いていた時は時給が$52.46になっていました。
Penalty payはFair Workが定めているルールですので、会社は従業員に支払う義務があります。しかし、Penalty Payを反映させない会社もあります(違法)
退職年金(Superannuation)
退職年金は従業員のために、雇用主が支払うべきお金です。
あなたの月の給料が$2,700としましょう。雇用主は、給料の9.5%(約$257)を年金口座に振り込む義務があります。
同じ雇用主の元で6ヶ月働くと、年金口座には$1,542貯まっていることになります。
オーストラリアの滞在を終え日本に帰国する際に、年金口座に積み上げられたお金を引き出すことができます(税率65%課せられます)
結果、あなたは$539もらえることになります。
これは、雇用主が+αの金額を払いたくない!と考えている場合は、払われません(違法)
本来であればもらえるお金を、雇用主の損得勘定でもらえないのはもったいないので、働く前に確認しときましょう。
給料の受け取り方
会社によって給料が支払われる日は異なりますが、オーストラリアでは毎週木曜日が多いです。
給料の受け取り方は
■銀行振込
■現金払い
どちらでも問題はありません。
雇用主が、給料明細(Payslip)をくれますので給料を受け取った後に、働いた日数・時間が正しいか?Penalty Payは反映されているか?退職年金が入っているかを確認しましょう。
※私も経験がありますが、給料が間違って振り込まれることは多々ありました。
違法な経営をしているお店の特徴
■最低賃金を下回る給料で人を雇う
■Penalty payを支払わない
■給料明細(Payslip)を渡さない
■退職年金(Superannuation)を支払わない
現在も給料$14〜$18という時給で人を雇っているお店はあります。働かないようにしましょう。
ワーホリビザの雇用期間
■2023年1月時点、オーストラリアでワーホリVISA保持者は、同じ雇用主の元で12ヶ月働くことができます。
※ワーホリVISA所有者は6ヶ月までしか同じ雇用主の元で働けなかったですが、2022年1月19日からルールが変更されました。このルールは再度変更される可能性があります。
まとめ
海外で仕事をGETできるか、そもそも英語でお客さん相手に接客ができるのか?不安に感じることがあるかと思いますが、なんとかなります!
みなさんが、オーストラリアで働きたいと思っている仕事に就けることを願っています!