こちらの記事では、オーストラリアでUber eatsをすると実際にいくら稼げるのか?ワーホリ中にメインの仕事をUber eatsにすると詰む理由について解説をしていきます。
私は、オーストラリアでワーホリ1年目にメインの仕事をUber eatsにしてしまい、『もっといろいろなことに挑戦しておけばよかった』なとかなり後悔をしています。
これからUber eatsをする予定の方、Uber eatsをメインの仕事にしようと考えている方に参考にしていただきたいです。
誰でも働けて楽な仕事なのがUber eats
既にご存知の方も多いかと思いますが、Uber eatsの仕事内容を確認しときましょう。
何一つ難しいことはありません。
慣れるまでは不便もあるかと思いますが、1週間も働けば慣れます。
Uber eatsで働いている50人に、フードデリバリーの仕事は『簡単・普通・大変』の3つでアンケートをとったところ、6割以上の方が『簡単な仕事』と答えていました。
仕事中は安全に気おつけて商品を配達するだけなので、Uber eatsは楽な仕事だと言えます。
英語がまったくできなくても、働けるの?
英語が苦手な人でも問題なくUber eatsの仕事はできます。(下で詳しく解説します)
実際にいくら稼げるのか?
上記画像は、私が実際にUber eatsの仕事をしていた時の明細です。
Uber eatsは完全歩合制なのでどのくらい稼げるかは、配達した回数に応じて変わってきます。
・配達件数が少ないと週の給料が$500前後
・配達件数が多いと週の給料が$1,300以上いくこともあります。
当時はこのようなスケジュールで毎日10時間前後、働いていました。
・7:00〜9:30
・11:00〜14:00
・16:30〜21:30
朝・昼・夜の食事の時間帯はUber eatsで食事をオーダーする人が多いので、時給$40以上稼げる時もあります。(ブースト・クエスト・チップの条件が揃った場合)
■ブースト:
忙しい時間帯の、一定の範囲の配送料が1,1倍/1,2倍/1,5倍になります。
■クエスト:
配達件数に応じて+αのボーナスをもらうことができます。
■チップ:
アプリを通すか、お客さんかあ直接もらうことができます。
毎日10時間も運転して疲れないんですか?
疲れますがゲーム感覚で働ける、誰にも縛られないのでストレスフリーで働けてたので不満はありませんでした。
では、なぜここまでいい条件なのにUber eatsをメインの仕事にしたらワーホリ生活が詰むんですか?
それは、この後に詳しく説明しますね!
メインの仕事Uber eatsにしない方がいい理由
■お金を稼ぎが目的となってしまう
■Ubereatsを通して英語力は上がらない
■仕事を通して友人が作れない
■ワーホリ終了後に大きな後悔をする
では、1つずつ解説していきます。
お金を稼ぐことが目的となってしまう
オーストラリアにワーホリに来た始めの頃は、ローカルのカフェ・レストランで働いて外国人と一緒に働くぞ!と意気込んで渡豪した人がいました。
しかし、簡単な仕事でお金に目がくらみUber eatsを1年間ずっと続けていて後悔している人がいます。
それが私です。
Uber eatsを通して英語力は上がらない
Uber eatsの仕事中に英語を使う場面はほとんどありません。
Uber eatsの仕事の開始から終了までの流れ
①Uber eatsアプリを起動する
②アプリを通してデリバリーの依頼を受け取る
③お店に商品を受け取りに行く→商品を受け取る際に『オーダーナンバーを伝える』
④商品を配達先に届け(メモ欄の配達方法に従うor玄関先で依頼人が待機してる)
英語を話すタイミングは、商品を受け取る時と依頼人と会った時くらいです。
依頼人からUber eatsのアプリを通して配達方法の指示、稀にDMや電話対応をする時があります。
ほとんどの電話内容は、
『注文をまちがえた!』
『配達先の住所間違えた!』
など
または、下記の画像のように配達方法の指示がある場合は英文を読み解く必要があります。
依頼人からの電話、配達方法を指示してくれているお客さんは10件に1件くらいです。
なので、Uber eatsの仕事中に英語を使う場面は、かなり少ないです。
総合的に考えてもUber eatsを通して英語力を上げるには限界があります。
私は、Uber eatsをしていた1年間英語力が上がったとは一ミリも思いませんでした。
職場を通じて友人を作れない
Uber eatsの仕事は一人で完結させる仕事なのでUber eatsを通して友人を作ることは難しいです。
もし、ワーホリを開始してすぐにUber eatsを初めた場合、友人を作るチャンスはシェアハウスか自分から努力して友達を作りにいかないと、友達が全くいないワーホリ生活を送ることになります。
ワーホリ中にたくさんの友人を作りたい、その友人と楽しい思い出を作りたい!と考えている方は、Uber eatsの仕事おすすめしません。
レストラン・カフェなどチームとして働ける職場を選んだ方が確実に友達を作ることができます。
ちなみに、私はUber eatsを通してできた友達は2人のみです(笑)
ワーホリ終了後に大きな後悔をする
オーストラリア ワーホリ1年目を終えた時に振り返った時期がありました。
ワーホリ1年目で『成長できたこと/得ることができたこと』を書き出したら次のようになりました。
■お金
■友達
■楽しかった時間
■Uber eatsで稼ぐコツ
どのように思うかは人それぞれですが、私は『このままでは、やばい』と感じました。
やばいと感じた理由は以下の通りです。
■1年も海外にいるのに全く英語力が向上してなかった
■日本でも働けるUber eatsを1年間も続けてしまった
■新しいことへの挑戦をしなかった
1年目の全てが時間の無駄だとは思いませんが、もっと有効的な時間の使い方があったと思います。
もし、私のワーホリ期間が1年間で日本に帰国していたら間違いなくワーホリをしていたことを後悔していたと思います。
以上が、ワーホリ中にUber eatsをメインの仕事にしない方がいい理由でした。
ワーホリ中にUber eatsは働かない方がいいの?
結論:そんなことはありません。Uber eatsは副業として最適な仕事です。
Uber eatsのメリット
■好きな時間に働ける
Uber eatsにはシフトがないので働きたい時に働くことができます。なので、急に予定が空いてしまった、メインの仕事を早上がりさせられた場合にUber eatsをすることができます。
■お金が必要な時に一気にお金を稼げる
私の友人は、日頃はローカルレストランで働いて、旅行前にだけ旅費を稼ぐ為にUber eatsをしていました。
7:00~13:00:Uber eatsで$100〜$150稼ぐ
17:00〜22:00:ローカルレストランで時給24.95×5日=$124.75
$250×6日=週$1,500前後稼いでいました。
このように、メインの仕事+Uber eatsの仕事=理想的な働き方だと思います。
■良い息抜きになる
同じ職場で働いていると飽きを感じることもあるでしょう。そのような時にUber eatsをすると、街中を走り抜ける仕事ですので、良い気分転換になります。
■新たなレストラン・カフェの発見ができる
Uber eatsをしているとレストラン・カフェ情報に詳しくなります。
レストランスタッフと仲良くなって、割引や一品をサービスをしてくれたこともあります。配達で商品を受け取る際に、缶ジュースをもらうことが多かったです。
副業でUber eatsをする方へアドバイス
Uber eatsには、稼げる時間帯と稼げない時間帯があります。
稼げる時間帯に絞ってUber eatsをすれば時給$25〜$30を平均して目指すことができます。
稼げる時間帯(平日・週末・祝日)
■7:00〜9:30
■11:00〜13:00
■16:30〜20:00
■23:00〜24:00
※この時間以外にUber eatsをしていても、中々オーダーが来ないで時給換算すると$10もいかないこともあります。
待機時間を少しでも減らしたいという方には裏技を紹介します。
それは、MenulogとDOORDASHにも登録をする!
両方ともUber eatsと同じフードデリバリーの仕事です。
オーダー待機中にUber eats・Menulog・DOORDASHのアプリを同時にオンラインにしておけば、待機時間を減らすことができます。
Uber eats | オーダー数が1番多い |
Menulog | 配達単価がどこよりも高い |
DOORDASH | 配送単価は高いが、オーダー数が少ない |
Uber eatsをメインの仕事している方へ
Uber eatsはワーホリの方にとって、楽で稼げる仕事ですよね。
物凄くその気持ちがよくわかります。
しかし、Uber eatsだけでワーホリ生活を送っていると私のように後悔することになります。
■お金を稼ぎが目的となってしまう
■Ubereatsを通して英語力は上がらない
■仕事を通して友人が作れない
■ワーホリ終了後に大きな後悔をする
なので、Uber eatsをメインの仕事にしている方は、今すぐに他の仕事を見つけることを強くおすすめします!
私は、オーストラリアに合計3年6ヶ月滞在していました。仮にこの期間ずっとUber eatsの仕事をしていたら、帰国時に100%ワーホリに行ったことを後悔していたでしょう。
ワーホリ中は将来役に立つことに挑戦(私の場合)
2年目の私は、せっかくワーホリで海外にいるのなら失敗してもいいから、なんでも挑戦してみよう!と考えを改めました。
Uber ドライバーを始めた
せっかくオーストラリアにいるので、日本では経験出来ないUber ドライバー(個人タクシー)の仕事に切り替えました。
帰国後に、外国人観光案内ハイヤーや外国人旅行客を相手に添乗員もできるかなと考えたので(笑)
実際に、Uber ドライバーの仕事に切り替えて正解でした。Uber eatsよりも短時間で稼げる、英語での会話が必須、好きな時間に働ける、就職面接でもネタになる!
※Uberドライバーは、運転技術・英語力・コミュニケーション能力を問われる仕事です。
2年間Uber ドライバーの仕事をして、英語力とコミュニケーション能力は確実に向上させることができました。
Uber ドライバーに関する記事は下記を読んでください!
WEB制作の勉強を始めた
働きたい時に、働く!という感覚を忘れることは絶対にできないと感じていた私は、同時にWEB制作にフリーランスを目指すために勉強を開始しました。
オーストラリア滞在中に独学でWEB制作を勉強したおかげで、このようなブログを作ることができています。
現在は、WEB制作のフリーランス+ブロガーとして生計を立てております。
まとめ
Uber eatsは楽しみながら簡単に稼げますが、成長や新たな学びに繋がることはありません。
貴重なワーホリ期間を私のように無駄にしないためにも、絶対にUber eatsをメインの仕事にしない方がいいです。
最後まで、読んでくれた方ありがとうございました。