【2023年版】オーストラリアのシェアハウス入居する前の注意点について

オーストラリアでシェアハウスの内見時に『必ず』確認して欲しいことを具体的に解説しています。

※この記事の通りにシェアハウスを決めてもらえればシェアハウスのトラブルにあう確率を減らすことができます。

内見時に見るべきポイント

条件を絞りすぎてしまうと、シェアハウスを見つけるのにかなり苦労することになります。

なので、これだけは確認しとけば大丈夫!ということを解説します。

■玄関

玄関に靴が散らかっている場合、片付けができない人が多く住んでいる可能性があります。

■匂いの確認

シェアハウスに入ってから不快な匂いがしたら、それは警告です。絶対に入居をしない方がいいでしょう。

■キッチン周辺

・キッチンまわりが清掃されていない家は、虫が多く出ますので確認が必須です。
・キッチン周辺の引き出しも確認が必要です。引き出しの中にゴキブリがいることがよくあります。

料理後や食後に掃除をしないと、ゴキブリやアリが大量に出てきます。

■トイレ

トイレが綺麗な家は、シェアハウスが全体的に綺麗だと言えます。

■シャワー

水垢、カビ、髪の毛が排水溝に落ちているシェアハウスは避けたほうがいいです。水垢やカビがあるということは、長い間掃除がされていないということになります。

■扉の開閉の音

扉の開け閉めの際に、大きな音、きしむ音がすると生活を始めてから地味にストレスになりますので確認しておいた方がいいでしょう。

■隣の部屋から音

古いシェアハウスは壁が本当に薄いので、隣の部屋の音が丸聞こえの場所もあります。神経質な人にはストレスになるので、壁を叩いてどのくらい音が響くのか確認するといいでしょう。

■冷蔵庫の中を確認

冷蔵庫の中が整理整頓されていれば、几帳面な人が住んでいると考えられます。

■お酒のストックと空き瓶を見つけたら注意?

お酒のストック・空き瓶がたくさんあるとPartyを頻繁に行うシェアハウスの可能性があります。

実際に私も冷蔵庫の8割はビールとレッドブルで占めていたので、人のことは言えませんが。もし、気になるのならシェアハウスオーナーにPartyをよくしていますか?と確認をしてみましょう。

結構確認するべき項目が多い。。。

大変ですが、シェアハウス入居後に後悔をしないためにも、上記で紹介した項目は必ず確認をしてくださいね!

次にシェアハウスオーナーに直接確認するべきことを解説していきます。

契約書の確認

シェアハウス入居前に契約書にサインをすることは1番大切なことです!

契約書さえあれば、シェアハウストラブルにあう確率を限りなく0に抑えることができます。

※契約書にサインをするときは、契約書を読み込んでくださいね。英語で記載されている場合はLINEの翻訳機能が便利ですよ!

シェアハウスでトラブルにあってしまっている90%の方は、契約書がないのが原因です。

ワーホリ

契約書はありますか?

オーナー

シェアハウスで契約書なんか普通書かないよ?

ほとんどシェアハウスオーナーはこんなことを言ってきます。

ワーホリ

じゃ、ここには住みません。

とは、ならないんですよね。

契約書を準備しているシェアハウスを探すのはまず無理です。

ほとんどのシェアハウスは契約書を準備していません。

なので、契約書がない場合の解決策は『すべての会話を録音してください』

この録音した会話がトラブルが起こった際に、唯一あなたを助けてくれる証拠となります。

私もシェアハウスの内見時と入居前説明の時は全ての会話を録音をしていました。

家賃の確認

現状の家賃がいくらなのか再度確認し、今後値上げすることはないか?をしっかりと確認しましょう。

※まれに、土地価格(不動産価格)が上がったと急に値上げをされるケースがあります。

土地価格(不動産価格)なんて、住んでいる人からしたら、目に見えないものなので。悪いシェアハウスオーナーなら、嘘をついてお金を吸い上げようとするかもしれません。

※本当に不動産価格が上がってしまう場合もあるそうです。

もし私がシェアハウスのオーナーなら、以前までの金額で$○○で、不動産価格が上がってしまい現在の値段は$○○このままではシェアハウスの運営ができないので、家賃の値上げを検討していると前もって入居者に伝えます。このような説明があれば、家賃が上がることは仕方がないかなと思います。

ボンドの金額と返金条件

※ボンド:保証金(敷金)

シェアハウスのボンドの相場は家賃の2週間分〜4週間分(シェアハウスによって異なります)

・ケアンズの家賃相場は週/$150なので、ボンドは$300~$600前後です
・シドニー・メルボルンなどの都市部だと家賃相場が高く週/$250〜なので、ボンドは$600~$1,000前後と高くなります

ボンドの返金条件は必ずに明確にしておきましょう!

基本的なボンド返金条件は

・部屋を汚していない
・部屋の壁や家具を傷つけていない
・シェアハウスの設備を壊していない
・ミニマムステイを守る
・退去2週間前にハウスオーナーに知らせる

など

ボンドの返金条件を明確にしていないと、シェアハウス退去時に変な因縁をつけられてボンドが返金されない!ということがおきてしまいます。

家賃とボンドの支払い方法

支払い方法は現金または送金の2つの方法があります。

送金の場合:お金を送った証拠が残るので問題ないです。

現金払いの場合:領収証を貰えるか確認してください。

※家賃・ボンドを払った・払ってないの、水掛け論を回避するためです。

領収証なんてないわ。

このように言われてしまったら、しょうがないので自分で家賃を支払った日にちと時間をしっかりとメモをしておいてください!

※ちなみに私は領収証を準備しているシェアハウスオーナーに出会ったことは1度しかありません。

光熱費は家賃の中に含まれているか?

光熱費:水道代・ガス代・電気代(WIFI含む)

光熱費は家賃の中に含まれていますか?

光熱費は家賃に含まれていますよ。

家賃に光熱費が含まれていると言っていたにも関わらず、後出しで『今月は光熱費がいつもより高いから追加で払って欲しい』と言ってくるシェアハウスオーナーがいます。

契約書に『光熱費が上がった場合は追加の支払いを請求する』と記載がある場合は、請求に応じる必要がありますが、記載がない場合は払う必要はありません。

とても重要なことですので、絶対に入居前に確認してください!

ミニマムステイ(最低滞在期間)

ミニマムステイとは、『最低限○ヶ月はうちのシェアハウスに滞在してね!』というルールです。

シェアハウス毎にミニマムステイのルールの設定が異なりますので、入居前に確認する必要があります。

例えば、ミニマムステイが2ヶ月の場合は、最低でも2ヶ月はそのシェアハウスに滞在しないといけません。

ワーホリ

今のシェアハウス汚いし、人間関係が悪いから引っ越したい早めに引っ越したい。

早めにシェアハウスを退去することで、追加で支払いが発生することはありません。しかし、ボンドが返金されない可能性があります。

退去の際はいつまでに伝えればいいか?

シェアハウスによって期間は異なりますが、多くのシェアハウスは2 weeks noticeを設けています。

2 weeks noticeとは『退去するなら2週間前に教えてね!』ということです。

急に『明後日の昼に、シェアハウスを出るからボンドを返して!』とオーナーに伝えても2 weeks noticeのルールに反するのでボンドの返金がされません。

入居前に自分の部屋を徹底的に確認!

シェアハウス入居当日は、自分の部屋に荷物を広げる前に入念に傷・汚れチェックを行なってください。

もし、傷・汚れを見つけた場合は、写真または動画を撮ってシェアハウスのオーナーにすぐに報告してください。

ワーホリ

そんなことまでするの?

筆者

絶対に部屋の状況は確認してください!

こんな事例があります

ミニマムステイと2weeks noticeを守り、部屋も綺麗に使っていたCさん。普通にボンド($600)が返されると思っていたらシェアハウスオーナーからなんと

あなたは部屋の絨毯を汚してるから、ボンドは返しません。

Cさんは、驚いて部屋を再度確認しました。そしてオーナーに、

この絨毯のシミは私が入居した時からありました!

と主張したそうですが、結局Cさんは、ボンド($600)の返金を受けられずに退去したそうです。

もし、Cさんが入居前にしっかりと部屋の状態の写真や動画を撮って確認しておけば回避できた問題かなと思います。

アクシデントで備品を壊してしまった時は?

生活を送っている以上、アクシデントでは起こります。

古いシェアハウスなどに住んでいると、設備や備品が古くて壊れやすくなっていることがあります。

アクシデントで備品を壊してしまった際は弁償が必要なのか、どうするのか確認しましょう

故意にモノを壊さなければ、弁償の必要ないですよ。

と言ってくれます。

何か壊れたりしたら修理可能なものは修理するし、新しいものを準備してくれます。

コップ・お皿を割ってしまった、掃除してたら掃除機が急に動かなくなった、普通に椅子に座ってただけなのに椅子が壊れた、エアコンが急に止まった、部屋にあるタンスの取ってが取れてしまった!などの経験を私もしましたが、故意ではないので、弁償とかはありませんでした。

弁償が必要なケース

あるシェアハウスで、男の子がリビングでスケボーに乗ってバランスゲームをしてました。案の定転んでしまいスケートボードが壁に刺さり、弁償することになりました。修理費が高額でボンドだけでは、まかないきれなかったので追加でお金を支払ってました。

細かいシェアハウスのルールを確認する

入居後に、こんなはずじゃなかった!ということにならないように、気になることはすべて内見時に確認しておきましょう!

■掃除当番

掃除とゴミ出しを当番制にしているシェアハウスがあります。

■パートナー・友人をシェアハウスに招待していいか?

関係者意外立ち入り禁止というシェアハウスもあります。

■シェアハウス内で共有できるものを確認

キッチン用品・掃除道具は基本的に共有で使えます。

トイレットペーパーは、自分で買う必要がある場合とシェアハウスオーナーが買ってくれる場合があります。

■門限があるか?

門限を設けているシェアハウスが中にはありますので、入居前に確認しましょう。

タバコは吸っていいか?

禁煙のシェアハウスもあります。

国籍・男女比・人数

■国籍

日本人が多いシェアハウスがいいのか?多国籍のシェアハウスがいいのか?自分の希望に近いシェアハウスを見つける為。

■男女比

気にする方は確認をしておいた方がいいですね。

■人数

人数が多すぎるシェアハウスはオススメしません!

トイレ・シャワー・キッチンの共用スペースが使いたい時に使えないということが多々起きるからです。

5人前後のシェアハウスが理想でしょう。

※私はキッチン・トイレ・シャワーの設備が1つだけのシェアハウスに10人で住んでいたことがあります。不便なことが多すぎて、もう10人もいるシェアハウスに滞在したいと思いません(笑)

シェアハウス周辺の環境を確認

■シェアハウスから街に中心地までどのくらいか?

実際に住み始めたら街の中心地まで遠かった。。。ということにならないために。

■シェアハウスの周りに街灯があるか?

オーストラリアは、街の中心地を離れると暗くなって人通りが少なくなります。仕事終わりの遅い時間に1人で歩いていても大丈夫な場所か確認をしましょう。

※特にケアンズは街中を少しでも離れると街灯が減り暗くなりますので、少しでも街中から近いシェアハウスを選ぶことをおすすめします。

■シェアハウスの周辺にスーパーがあるか?

緊急で○○が必要!ということもあるでしょう。その際に、近くにスーパーがないと不便なことが多いです。

■シェアハウス周辺にバックパッカーやPartyハウスがないか?

周辺にバックパッカーやPartyハウスがあると、夜に爆音の音楽が聞こえて眠れない!ということになります。

※私は、バックパッカーがそばにあるシェアハウスに一度だけ滞在したことがありますが、毎夜うるさいのでボンドを捨ててシェアハウスを退去した経験があります。

入居前チェックリスト

下記のチェックリストは私が実際に使用していたものです!

質問することシェアハウスオーナーに確認したことを記載
シェアハウス情報内見日・住所
契約書の有無なし
家賃$150
ミニマムステイ3ヶ月
ボンドの金額と返済条件部屋を綺麗に使っていれば問題ない
部屋の家具と壁の傷チェック多少傷あり(撮影済み)
モノを壊してしまった場合故意でなければ問題なし
シェアハウス退去時2週間前に知らせる
その他のルールPartyはOK!0時前には終わる
パートナー宿泊の際には1泊/$15
など

ここまでする必要はあるのか?

シェアハウスを運営している人は基本的に優しい方が多いですが、シェアハウストラブルに巻き込まれている人もいるのが事実です。

日豪プレスでも注意喚起をしていますので、下記参考にしてください

シェアハウスのオーナーが契約書を準備しない以上『ボイスレコーダー』を使用することが唯一自分を守ってくれる武器になります

自分がいるのは海外!どのような被害に遭うのかわからない!だからこそ、自分のことを守れる手段があるのなら、面倒くさくても対策するべきだと私は思います。

このブログがシェアハウスを探している方の役に立てれば嬉しいです!